毛無山行ってみたいな。
カタクリの花畑が有名って聞いたことあるんだけど、わざわざ関西からでかけていくほどのものなのかな・・・。
毛無山のどこにカタクリが咲いているのかわからないし・・・
どのコースを歩けばカタクリが見られるのか教えて欲しい。
それにゆっくりペースの私が歩いたら、どれくらい時間がかかるんだろう。
私も、毛無山に登るまでそこまで期待していませんでした。カタクリの花は関西でも見られるからです。
それでもカタクリの花の群生地として、毛無山がおすすめの山だと聞いて行ってきました。
関西から少し遠いですが、わざわざ登りに行きたくなるくらい、毛無山にはカタクリがたくさん群生していました。こんなにもカタクリの花が自然に群生している山を関西では、見たことがありません。
私は平日に登りましたが、週末は毛無山に登るために、観光バスが5台も毛無山ビジターセンターの駐車場に停まっていたそうです。それくらい人気のお山です。
今日はこのカタクリで有名な毛無山と白馬山をご紹介します。
このブログを読むと以下のことがわかります。
・カタクリの花とは
・カタクリの花を鑑賞するのにおすすめ登山ルート
・ゆっくりペースで歩いたコースタイム
・おすすめ登山ルートの累積標高
・毛無山で出合ったお花たち
毛無山のカタクリの花は大きいんです。そして、保護されているわけでもなく、登山道脇に自然に群生しています。
さらに、毛無山から白馬山までの稜線には、「カタクリロード」と名前をつけたくなるくらい、たくさんカタクリの花が咲いています。
登山歴10年目、アラフィフ登山者の兎山花が、毛無山(けなしがせん)と白馬山に実際に登ったときの、山の情報や感想をご紹介します。
一日雨の中の登山となりましたが、雨に濡れたブナ林は美しく、緑濃く、山全体が生き生きとしていました。
雨の日の登山もなかなかいいものです。
「雨の日は山に登らない」と言う人もいますが、私は雨の山も好きです。もちろん危険だと判断した場合は中止にします。
晴れだと思って山に登っていても、急に雨が降ることが山ではよくあります。雨具とザックカバーは晴れでも必ず持って行きます。危険でない限り、普段から雨天の登山に慣れておくことも安全登山への備えとして大切です。
そして雨の日ならではの山の美しさにも出会えます。
毛無山のカタクリは見頃 2023
カタクリの花とは 花房をつけるまで平均8年もかかる多年草
- ユリ科
- 山野に生息する多年草
- 花は下向きに咲く
- 陽がささないと花が開かない
- 花の命は約5日間
- 群生地でも開花期は1〜2週間ほど
- 1年のうち10カ月を地中で過ごし、花房をつけるまで平均8年もかかる
- スプリングエフェメラルのひとつ
参考文献 山田隆彦著、散歩の山野草図鑑、新星出版、2013、P86
スプリングエフェメラル?
春先に開花して、初夏まで花をつけた後、地下茎や球根の姿で夏から冬を越す植物のことを、スプリングエフェメラルって言うんだよ
毛無山〜白馬山、カタクリ鑑賞登山ルート
日程 | 2023年4月26日(水) |
山域 | 毛無山△1218.5m、白馬山1060m 岡山県新庄村 |
天気・気温 | 雨 気温は低い(おそらく10度以下) |
今日のルート | 毛無山ビジターセンター〜毛無山山の家〜毛無山九号目避難小屋〜毛無山山頂 〜白馬山〜毛無山山の家〜毛無山ビジターセンター |
アクセス | 車/米子自動車道 湯原インターチェンジより28km、約50分 |
三角点 | 毛無山:△1218.5m |
駐車場 | 毛無山ビジターセンター |
トイレ | 毛無山ビジターセンター駐車場、ウォシュレット便座 |
備考 | トイレ建物内に更衣室あり 毛無山山の家1棟貸し古民家、囲炉裏つき |
本日のコースタイム:5時間15分(休憩含む)
今日のお天気は雨だったので、ゆっくりペースで登っています。
毛無山ビジターセンター駐車場
9:20 毛無山山の家 登山口
9:40 林道分岐
11:00 毛無山九号目避難小屋(お昼休憩)
11:50 毛無山山頂
カタクリの花
13:15 白馬山山頂
14:30 毛無山山の家 登山口
14:35 毛無山ビジターセンター駐車場
本日の累積標高:登り646m、下り646m
毛無山ビジターセンター駐車場(標高719m)
毛無山(標高1218.5m)
白馬山(標高1060m)
毛無山ビジターセンター駐車場(標高719m)
晴れていれば、絶景コース!美しい景色とブナ林探索の毛無山
残念ながら今日はカタクリの花は咲いていませんでした
来年、お天気の良い日をねらってまた行きます!
陽がさしていなかったので、カタクリの花は咲いていませんでしたが、ミヤマキケマン、キランソウ(地獄の釜の蓋)、エンレイソウ、キクザキイチゲ、ハシリドコロ、オオカメノキ、クロモジ、ブナなどたくさんの植物に出会えました。
このブログがみなさまのお役にたてば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。